環境への取り組み

日産自動車九州環境方針

環境への取り組み

環境スローガン

「私たちをとりまくかけがえのない海や自然を守り、地域とともに発展しつづけよう」

  1. 誰からも親しまれるクルマの生産工場として地域社会に融けこみ環境を通して地域の発展に貢献します。
  2. 法規制などの遵守はもとより、自主的な改善活動により環境問題の未然防止と継続的な環境改善に努めます。
  3. 環境負荷の低減のため省資源・省エネルギー、廃棄物削減に積極的に取組みます。
  4. 継続的な啓発活動を実施し、従業員一人ひとりが環境を大切にする企業風土の醸成に努めます。

取り組むべき重要課題 
2021年度の主な活動実績

CO2排出量の削減/再生可能エネルギーへの転換
目標と実績
工場CO2排出量の削減 評価△
目標 74,720 t-CO2/年以下
実績 82,014 t-CO2/年
(2005年比-54%)

2021年度目標に対する達成度
◎:達成 〇:ほぼ達成 △:未達成

  • 半導体不足や新型コロナウイルスによる減産影響で2021年度は目標を若干未達しましたが、2005年度比で54%の削減を達成する事が出来ました。
  • 日産自動車九州では、全部署を巻き込んだ省エネ活動を通じて、エネルギー削減アイテムの発掘と改善に取り組んでいます。
  • 工場内全域で、作業用照明のLED化を推進し、事務所棟を含めて約3.2万本の照明をLED化しました。
  • 2050年のカーボンニュートラル目標に向かって再生可能エネルギーの導入を検討中です。
  • 今後も更に省エネルギー活動を進め、地球に優しいクルマづくりを行っていきます。
資源循環
目標と実績
廃棄物発生量の削減 評価◎
目標 5,330 t/年以下
実績 4,860 t/年

2021年度目標に対する達成度
◎:達成 〇:ほぼ達成 △:未達成

  • 2004年2月から廃棄物の全量リサイクルを達成し、再資源化率100%を継続しています。
  • 近年、多くの部品を海外から調達しており、それに伴い部品の保護材、梱包材、木枠等が年々増加しています。。
  • それらに対応する為に、有識者による現場パトロールを実施して、リサイクルできる材料への転換、再資源化先の新規開拓に取り組んでいます。
  • 生産計画変更による輸入部品増を事前に予測し、不要な梱包材を出さないCFT活動※を実施して廃棄物の発生を最小限に抑える取り組みを実施しています。
  • 今後も更に材料ロスの削減及び再利用による資源循環の促進に取り組んでいきます。

※CFT活動:Cross Functional Team
部門の垣根を越えた課題解決のチーム活動

大気・水・土壌・生物多様性の保全
  • 排気・水質・有害物質に関しては、法条例よりも厳しい社内管理基準値を設けて管理しています。
  • 環境事故防止にも、各部署・協力会社含めて取り組んでおり、設備の維持管理や環境事故対応訓練を実施しています。
  • 環境パトロールによりリスクのある設備を洗い出し、環境事故防止の為の対策を実施しています。
  • 塗装中塗りライン、上塗りラインへの水系塗料の採用や、洗浄用シンナーの適正使用と回収率の向上等により揮発性有機化合物(VOC)の発生を抑制しています。
  • 新たに使用する化学薬品は環境影響を考慮して事前評価し、適切な判断と使用方法で運用しています。